コストドックによる、プラスα提案の取り組み

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税理士法人さくら優和パートナーズ

税理士法人さくら優和パートナーズ様は九州に6拠点を構え、大型ながら地域密着型で根強く定評のある税理士法人です。
税務・会計・経営支援はもとより、IT化支援までも行っており企業の生産性にまでこだわる幅広い活動をされています。
そんな当法人は、コストドックで収益改善後に創出した予算から生産性向上のための仕組み提案までを一貫して行っております。
今回は医業支援室に所属する上園様より、収益改善から予算創出までのストーリーを中心にお話を伺いました。


削減額=予算から生まれる新しい提案

上園様は医業支援室に所属なさっているとのことで、今までご紹介頂いたお客様もほとんどが医療法人でしたね。削減額もかなり大きく出ておりましたが、今までコストドックをご活用頂いていかがでしたか
上園様:初回の案件から削減金額が大きかったので、非常にありがたいなと思っています。お客様はもちろんですが、私自身も「こんなに削減出来るもんなんだな」と相場観というものを知るきっかけにもなりました。

たしかに、ご紹介頂いたお客様ほぼ全て削減大成功と言っても過言ではないくらいでしたね!特に印象的だったご案件はございますか?
上園様:最初にご紹介した医療法人様なのですが、空調機入替の際に相談させて頂いた案件ですね。空調機って数千~数億円もするので、その一回の購買が予算を圧迫させるんです。でもGPさんで提案してくれた価格は、もともと取っていた見積書より2千万円程安かったので、その年の経費がかなり抑えられて喜ばれた事例でした。

質や機能が同じでも、販売業者によってかなりの価格差がありますもんね。どこにも負けないというのは集中購買で価格交渉が行える弊社の強みでもあります。
上園様:本当にありがたいです。その浮いた分で別の予算が立てられますからね。
特に医業は今IT化というか、システムやハード面で新しいモノを取り入れることが多くなってきているので、そういったところに充てられる予算が出来たことは非常に嬉しいです。

DX化の提案がしやすくなる背景

医業のお客様は、具体的にどういったITツールを必要とされているんでしょうか?
上園様:今の時代で必要とされているものとしては、事務関係のオートメーションシステムですね。もともとレセプトコンピュータと呼ばれる、医療事務がレセプトを作成するためのシステムがあるんです。どこのクリニックでもあるんですけれど、特にコロナの影響もあり人材不足で入力が間に合わない事態が発生していたりするんです。
そういうこともあり、今あるツールを強化する形でDX化を加速させ、人材不足を補っていくべきかなと感じています。

便利なツールを導入しても結局人手不足で業務が間に合わない…ということもあるんですね。
上園様:そうなんですよ。元も子もないですよね。ただ、こういうご時世なので人の仕事とDXのバランスのとり方は非常に難しいんです。

医業は特に推進していますもんね。
上園様:そうですね。その予算の創出と導入後の人材育成が間に合わないということも現状なので、色々な面で課題は多いです。
だからこそコストドックを使って収益改善をすることで、その話に繋げてます。

人材にかかわる予算創出に向けた取り組み

先ほど人材というワードが出てきましたが、コストドックによる収益改善とどう結びつくとお考えですか?
上園様:どの法人でも課題だと思うのですが、 年々最低賃金が上がったり求人倍率が高くなったりと深刻ですよね。それに伴って法人側の人材コストもどんどん上がっていく一方なんです。
既存の従業員賃金を底上げして、それでも足りない人員に対しては求人費用をかけて、それでも採用が出来ないからさらに求人費用をかけて…と常に悩んでいるんです。
しかしコストドックで収益改善をすればそのひっ迫する人件費をまかなえることにも繋がりますし、仮に削減額がすごく大きかったとしたら採用費用にもあてられます。

先ほどのDX予算の創出のための収益改善と意味合いは同じですね。
単純に削減するだけでなく、「環境を良くするための予算を“創出”する」という考え方がまた素敵ですね。

上園様:モノやヒトに適正な予算をかけることも収益改善の一つだと思いますよ。そういう意味で利益をつくり続けなければならないなと。

医業こそ外部の購買担当者が必要

上園様はコストドックを紹介頂く時点で計画策定しながら期待値を上げて頂いていて、だからこそ最終的なお客様満足度も高いのかなと感じています。
今までご紹介頂いたお客様で特に満足度が高かった事例はございますか?

上園様:とある医療法人様なのですが、まさに御社を「外部の購買担当者」として認識してくれたことがありますね。

ありがたいですね!そこがまさに弊社が目指したい姿です
上園様:そのお客様にとっては本当にそうで、実際に直接GPさんに購買の相談がいったこともありましたね。

それは嬉しいですね!だいたいリピートなさる時はパートナー様経由で依頼を頂くことが多いのですが、直接依頼の連絡を頂けるということは上園様への信頼度が高いということもありますよ。
信頼できる人が紹介するものはやはり高い満足度を得られやすいものです。

上園様:ありがたいですけどね(笑)最初の期待値が高いまま下がらないというのは本当に実感していて、それも私と御社のパートナーシップのあらわれなのかなと思います。

コストの可視化から、健康的な経営計画を

お話しをお聞かせ頂いてありがとうございました。私たちも上園様とは方向性が一緒なような気がします。コストドックで収益改善後、つくった予算で社内環境や働き方を潤わせることまでが私たちが目指すべき姿なので。
上園様:そうですよね。単純にコスト削減を図って利益をつくるだけでなく、それを守るために新しい取り組みを行うことが将来も健康的な経営が出来る策の一つです。

たしかに、コストは削減すれば良いというわけではなく、創出した予算でいかに利益を生み出せるか…がゴールですもんね。
上園様:まさに仰る通りです。それが私たちの使命でもあるので、今後も多くのお客様の利益をつくるために活用していきたいなと思っています。

税理士法人さくら優和パートナーズ

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